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テラドローン孫会社、ウクライナ国防省へ迎撃ドローンを初めて納入
同社の迎撃ドローンがウクライナ国防省に初めて納入され、国家調達への展開を広げる段階に入った。
STRATTACT編集部
東京報道新聞
テラドローンの孫会社が、ウクライナ国防省へ迎撃ドローンを初めて納入したと発表した。今回の納入をきっかけに、ウクライナの国家調達の枠組みへと展開を広げる計画である。テラドローンは東京に本社を置く、産業用ドローンやドローン運用ソリューションを手がける企業である。
発表では、納入された迎撃ドローンがウクライナ国防省向けの初めての供給になったとされる。迎撃ドローンは、敵の攻撃用ドローンを空中で捕捉し、体当たりや専用の妨害機構によって無力化することを目的とした機体である。
ウクライナでは2022年以降、ロシアによる大量のシャヘド型などの攻撃用無人機が使われており、安価な機体を効率よく落とす手段が求められてきた。そのため迎撃用の小型ドローンは、防空の補完手段として注目を集めている。
迎撃ドローンは、従来のミサイルや高価な防空兵器に比べて1機あたりの費用を抑えやすいとされる。一方で、飛来する無人機を素早く発見し、正確に捕捉する探知技術や、操縦者の訓練が欠かせない。機体の性能だけでなく運用全体の仕組みが重要になる。
国家調達への展開が進むかどうかは、今回の納入に続く追加の発注や、現場での評価によって左右される。外国企業の製品が戦時の調達に採用されるには、品質の確認や補給体制の整備も求められる。
今後は、ウクライナ国防省による追加調達の有無や、ほかの防衛部門への供給拡大が注目される。日本企業が紛争地域の防衛調達に関わる例は限られており、今回の動きは国内のドローン産業にとっても一つの節目と位置づけられる。
STRATTACTの見方
今回の出来事は、ドローンを用いた戦争において、攻撃用無人機に対抗する迎撃手段の需要が高まっていることを示している。日本のドローン企業が実戦的な防衛調達に参加した点は、国内産業の技術が防衛分野で評価されうることを意味する。一方で、今後の追加発注や性能の検証が伴わなければ、調達の拡大は確実とはいえない。UAV PRESSとしては、納入後の展開と評価の行方を注視したい。
出典・詳細 東京報道新聞の記事を読む
STRATTACT編集部が報道や発表をもとにまとめた記事です。AIを記事の執筆の補助で使用しています。政府・軍・企業などの発表は、その発表者の主張として示しています。
この記事の用語
- シャヘド(ゲラン)
- イランが開発した一方向攻撃型無人機のシリーズ。
- 統合防空ミサイル防衛(IAMD)
- 航空機・巡航ミサイル・弾道ミサイル・無人機などの空からの脅威に、センサーと迎撃手段を一体として対処する考え方。
- UAV(無人航空機)
- 人が乗らずに飛ぶ航空機の総称。
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